結婚記念日は家族の誕生日

今まで1度もサプライズをしたことがないわたしでしたが、今日は結婚記念日なので、前日に夫の好きなレアチーズケーキをこっそり作りました。今までサプライズをしたことがない女のサプライズなど、所詮ケーキを作る程度ですが、何しろ初めてのサプライズですから夫は感動しており、たまにはいいもんだと思いました。

しかし、わたしはケーキを作った時点ですでに言いたくて仕方がなくなる性分なので、我慢するのは大変でした。歳のせいかはわかりませんが、30歳ともなるとケーキは「濃厚よりあっさり派」になりまして、レシピの材料にあった生クリームをやめて、代わりにヨーグルトを入れて牛乳を増やしたり砂糖を減らしたり、想像力を頼りにアレンジしまくったら、なんと希望通りのあっさり美味しいレアチーズケーキができたものですから、そういったことが早く言いたくて仕方がなくなるんです!

結局、朝ケーキにチョコペンで文字を書いている途中に夫が起きてきてしまい、「あっ、バレちゃったね…へへ…」と、あっけなくサプライズは終了となるのですが、たまの気まぐれで『サプライズする女』に昇格しても困るので、とりあえず夫は感動していたし、このくらいでちょうどよかったと思いました。

なお、ケーキに書く文字のアイデアをネットで検索していたら、結婚記念日のことを『家族の誕生日』と表現している人がおり、まあ、わたしはケーキには書きませんでしたが、なかなか良いフレーズであるのでちょっと拝借し、会話の流れの自然なところで、さも自分が思いついたかのように言ってみたところ、洒落たこと言うね、と褒められたので、ふふん、とすました感じで返しておきました。


早いもので息子も1歳になり、最近では「わんわん」「まんま」「ちゃんちゃん*1」「たっち」など、少しずつ意味のある単語をしゃべるようになってきました。また、無類の散歩好きでもあり、休日には日に4度も散歩に連れていってくれる夫が会社に出勤するときなどは、今日もいまから一緒に散歩に行くのだと言わんばかりの仕草をし、夫を見送ったあとで涙を流して怒るので、出不精のわたしを困らせています。


そんなこんなで毎日があっという間に過ぎていきますが、またたまには日記でも書いて、生きてるアピールも兼ねて近況をご報告できればと思います。

*1:座る、の意